![静音道具](https://myleather.work/wp-content/uploads/2020/03/012e6d6f2321a8a1f7b961719b44e7d3027efd6226-1024x768.jpg)
はじめに
レザークラフトは工程によって音が出ることは良くあります。
音が出ないようにした道具もありますが、作業効率は落ちます。
そんな時にあると作業効率はそんなに落ちずに作業できます。
アパートなど「音」が問題になるかならないかで使用するかを検討するのが良いです。
ハンドプレスとは
レザークラフトではハンドプレスは無くてもいいですが、あると時々使用します。
レザークラフトは音が出る作業があります。
菱目打ち で革に穴を開けるとき、穴あけポンチで穴を開けるとき、ホックやカシメなどを打ち付けるとき。
基本的に木槌を使った打撃音です。
趣味でレザークラフトをされている作家さんたちは、ご近所さんに迷惑にならないように静音化するためにいろいろ工夫されているようです。
必要な道具
この2つの道具で静音化できます。
当初はもう1点、とある道具を購入して使用していましたが、使用しなくてもよかったので割愛します。
普段は使用していませんが、持っているので使用感など書いていこうと思います。
ドリルスタンド
本来の用途はドリルを取り付けて垂直に穴を開けるための道具です。
本体にはレバーがついていてレバーを押し下げることでドリルを真下に下げることができます。
本来はもっと高額のドリルスタンドが良さそうです。
支柱と土台の強度が弱い為力を入れすぎると歪みができます。
レバーの位置は付属する六角レンチで上下に調整できます。
シングルホールとダブルホールとありますが、私はシングルホールを購入しました。
ダブルホールならリューターを取り付けて使用できるかなと思いましたが、リューターは手に持った方が良さそうなのでシングルホールにしました。
ドリルを取り付ける部分の径は42mmまでのようですが、それ以下のサイズでも取り付けができる様にプラスチック製のスペーサーも付属しています。
こちらのハンドプレスはドリルチャックを取り付けて使用するので、スペーサーを使用せずともドリルチャックを固定できます。
手に入れたドリルチャックは直径が43mmでした。
購入前はサイズが内径と外径が1mm違うので間にもう1つ別の道具をかませて使用していましたが、最近改めて弄ってみた時に無理やり広げて取り付けてみたら固定できましたので組み合わせをご案内します。
ハンドプレスの下にある土台には変わった形状の穴が開いています。
この穴はバイスを取り付けることができるようですが、レザークラフトでは必要ないかと思います。
ドリルチャック
ホームセンターにも少し安いものがありましたが、この商品を出しているuxcellという出品者からよく購入していたので「まぁいっか~」と簡単にポチッとしました。
このドリルチャックはネジを締めることで3本爪で固定されます。
ハンドプレスでできる事
菱目打ちの静音化
菱目打ち をドリルチャックに取り付けて革に穴を開けることができます。
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画像のように 菱目打ち を取り付けてレバーを押し下げます。
![](https://myleather.work/wp-content/uploads/2020/03/01ec4dbd07c74458f9d0c74f2406c4b6eedd69df4e-1024x768.jpg)
貫通したか音で判断できないため力加減が難しいです。
菱目打ち の刃は砥いでありますが、軽い力で穴が開くわけではありません。
ドリルスタンドにはバネが付いているのでバネを押し下げる力と革に穴を開ける力が必要です。
それなりに力を入れますが、力を入れると本体が動きますので左手で本体が動かないように押さえる必要があります。
また、 強度が弱いようで支柱が少し傾きます。
上の画像では押さえすぎてしまいましたが、何度か使用していけばコツもつかめるようになると思います。
穴あけポンチ
穴あけポンチ を取り付けて穴を開けてみます。
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穴あけポンチ は2mmを使用して穴を開けてみます。
![](https://myleather.work/wp-content/uploads/2020/03/01f96778c08817166ec0f6ba2aead27309df23f2b6-e1584618042118-1024x768.jpg)
穴が開きませんでした。
結構な力を入れ、体重も載せてみたのですがそれでも開きませんでした。
穴あけポンチの刃が付いていないのでしょうか?
レバーの位置が下の方にしていたので、レバーの位置を上げて再チャレンジしてみます。
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リトライも力を入れ、体重を乗せてみます。
![](https://myleather.work/wp-content/uploads/2020/03/01e951d30eefb8041e4525efec4058a0cd7d05b58b-1024x768.jpg)
開きませんでした。
もう一つある穴は木槌で叩いた穴ですが開きました。
普段使っている 穴あけポンチ でしたが、 穴あけポンチ の砥ぎが甘いのかなと思いましたので、そのうち再チャレンジしたいと思います。
カシメ
2mmの穴が開いたのでついでにカシメてみます。
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力を入れて、体重も載せて押さえます。
![](https://myleather.work/wp-content/uploads/2020/03/0179bedc0110ab38bc1f0c42f6628e524dbfb71202-1024x768.jpg)
成功しました。
![](https://myleather.work/wp-content/uploads/2020/03/01476147eaaa279183446ab76bcc4b30ded544072c-1024x768.jpg)
次は上下を逆にしてカシメてみます。
今まで同様体重を乗せて押さえます。
![](https://myleather.work/wp-content/uploads/2020/03/01b43a81018afb1a393a038f475324391de5dc4ccb-1024x768.jpg)
失敗しました。
押さえているときに何度か体重を乗せてぐいぐい押さえたのが原因かもしれません。
支柱が斜めになってしまい、位置がズレたと予想します。
使用感
実際に使用してみると 菱目打ち については良いと思います。
ただし、きちんと研がれた 菱目打ち でないとダメっぽいです。
穴あけポンチ もしっかり砥ぐと穴が開くかもしれませんが、2mmで穴が開かないので5mmといった大きな穴になると穴が開かないのではないかもしれません。
カシメについても押さえるときに土台が動いてしまいますので位置がズレてしまうのかと思います。
結論としては 菱目打ち 専用でしたら有りです。
穴あけポンチ と カシメ はある程度の圧力が必要なようです。
今回使用した道具は名称はドリルスタンドとなっているのですが、加えられる圧力が弱いようです。
1tのハンドプレスがAmazonに販売しているので、購入した時に使用感を書きたいと思います。
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