はじめに
レザークラフトでガラス板って何に使うの?
私も始めはそう思っていました。
レザークラフトとガラス板が全く結びつきませんでした。
ですが、作品をいくつか作っていくうちにガラス板は時々使用するようになりました。
ガラス板はタイルやコップの底などでも代用はできるので専用のガラス板を持って無くても良いですが、持っておきたい道具ではあります。
トコ磨きをする場合はウッドスリッカーでもできます。
ですが、ガラス板でトコ磨きをするのが楽だと思います。
ガラス板とは
よくあるガラス板ですが、レザークラフト用に角を丸く加工された道具です。
私が持っているのは120mm×90mm×8mmのサイズで重量は208gあります。
このガラス板を使って革のトコを綺麗に均すのと革を漉く時に使用します。
トコ磨きをするならツルツルした曲面のあるもので床面を擦ります。
したがって、ガラスのコップの底部分は都合が良いのでコップを代用できますし、硬くて滑らかな木でも代用できます。
そして革を漉く時は表面がツルツルしたタイルでも代用できます。
私は革を漉くときはガラス板ではなく陶器のタイルを使用しています。
ホームセンターで購入したものですが、200円もしていません。
表面がツルツルなので、コバを磨く時にも土台として使用できます。
さらに、接着剤をヘラで塗る時に接着剤をタイルの上に垂らして使用することもできます。
ツルツルした陶器のタイルは使い勝手が良いのでおすすめです。
画像のように革に接着剤を塗る時にも使用できます。
テーブルに接着剤が付かないように高さを上げるときにも使用します。
薄い革にステッチンググルーバーで線を引く時にタイルの上に革を乗せることで線を引きやすくなります。
コバ磨きの時にもタイルの上に革を載せて磨いています。
ガラス板はよく使っているくらいなので、タイルも便利に使えておすすめです!
ガラス板の使い方
革のトコをツルツルにするとき、まずトコフィニッシュをトコに付けます。
トコフィニッシュが無い場合はトコフィニッシュやCMCでも構いません。
次にガラス板で擦ります。
トコフィニッシュが乾燥する前に擦ります。
多く塗布しすぎた場合、ガラス板についたトコフィニッシュをティッシュで拭き取ればよいです。
画像では革の下敷きにカッターマットを使用していますが、あまり良い使用例ではないです。
ガラス板に力を入れて革を押し付けながらトコ磨きをするので、ボロボロのカッターマットでは銀面に跡が付いてしまいます。
判りにくいかもしれませんが、画像の革上部の色が濃い所がガラス板で擦った部分です。
トコ磨きをしてツルツルになりました。
革を漉くときにも使えます
革を漉くときは柔らかい下敷きだと革がめり込んでしまいます。
そのため均一に薄く漉くのが難しくなるのでガラス板を下敷きに使用します。
ガラス板の選び方
私はこちらの商品を購入しました。
他にもいろいろ販売されていますが、ガラス板の側面を使って革のトコを磨くので角が立ったガタガタのガラス板ではダメだろうと考えました。
ガラス板の改造は水に付ければ削ることもできます。
ですが、価格差も大したことないのでメーカー製を購入しました。
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