革を染めた後には仕上げの色止め

作品を作ってみよう消耗品
色止め


はじめに

革を染めるか染めないかによって見た目は大きく変わってきます。

レザーコートには仕上げ剤と書いてありますが、革を染めるときは必要となり染めない場合は使用しません

また、大きいボトルと小さいボトルがありますが、小物制作のレザークラフトでしたら小さいボトルで十分です。


色止めとは

革を染めた後に仕上げとして色止めをすることで革に染めた色が布などに付くのを防ぎます。

完全に色移りを防ぐことはできません。

ですが、何もしないより遥かに良いので革を染めたら色止めは行いましょう。

仕上げ剤は水溶性のアクリルで革の繊維をコーティングするそうです。

水性で艶ありのタイプと艶無しのマットタイプがあります。

革はしっかりと乾燥させてから色止め作業を行います。

また、コバ 処理は終わった状態で仕上げるのが良いですので2回に分けるのも良いです。


使用する道具

色止め剤、ハケ、新聞紙があれば十分です。

私が持っている色止め剤はレザーコートなのでこちらを使用します。

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クラフトシャ(craftsha)


艶ありのレザーコート

艶ありのレザーコート

ハケに レザーコート を適量つけて革に塗っていきます。


艶ありのレザーコート

レザーコートはたっぷり塗る必要はありません。

レザーコートは泡が立ちやすいので、塗った後の泡をそのまま放置すると乾いたときに跡が残り目立ってしまいます。

対策として泡が無くなるまで軽くハケで撫でると良いです。

ライターの火で泡を消すことも出来ますが焦げないよう注意しましょう。


マットのレザーコート

マットのレザーコート

ハケに レザーコート を適量付けて革に塗っていきます。


マットのレザーコート

レザーコートの艶ありと同様に泡立ちやすいので、泡が付いたらハケで撫でて泡を消します。


コーティング後の仕上がり

比較

左の革がマットで右が艶ありです。

画像では違いは判りませんが、実物はほんのり違う程度です。

ハケは使用後、そのままにしておくと硬くなってしまいますので使用後は水で洗います。


塗りすぎたらどうなの?

レザーコートのマットはつや消しですが、塗りすぎるとマットとはいえ艶が出てきます。

端材でどの程度が適量か確認してから塗っていくのが良いです。


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