タンナーで有名な姫路産の革で作られたミニ財布

革製品のご紹介

タンナーという言葉はご存知でしょうか?

ひと言で言いますとタンナーとは、皮を革にする製造業者のことです。

日本で有名なのは栃木レザーさんが有名ですが、地域的に有名なのは兵庫県です。

特に姫路市には数多くのタンナーが集まった地域で、日本を代表するタンナーの聖地ともいえる地域です。

そんな姫路産の革を使った財布をご紹介いたします。



sot(ソット)というメーカーで、2002年に東京恵比寿で創業されたメーカーです。


ロゴはオリーブを咥えた鳩で、平和の象徴。


sot(ソット)というメーカー名は、寄り添うように「そっと」そんな優しい品物を届けたいという願いからできたメーカー名。

製品に対する真摯な姿勢、物づくりに対する考え方が伺える、好意的な印象です。


sot(ソット)では様々な製品を作られていますが、その中でも最近人気のある小型のミニ財布をご紹介いたします。


ピケットレザーで作られたミニ財布

ご紹介するミニ財布には、オリーブを咥えた鳩の金箔が押されています。

革製品によく見られるロゴやブランドですが、刻印を革に強く押さえたりするのが一般的です。

珍しいものだと刻印を加熱して押し付ける焼き印もあります。

場合によってはレーザーで焼き印のようにするロゴもあります。

こちらのミニ財布には珍しく金箔が押されています。

金箔をするにも刻印を加熱しなくてはいけない事もあるのですが、ひと手間かかるのは間違いありません。

ですが、ひと手間かけただけあって高級感が出てきます。

しかし、鳩のロゴがかわいらしい事もあいまって嫌みのない、上品な雰囲気になっています。


使用されている革は姫路産のオリジナルレザー

最大の特徴は、ミニ財布に使用されている革です。

冒頭に少し触れましたが、姫路のタンナーによって鞣された「ピケットレザー」を使った牛革を使用しています。

オリジナルの革というのがそもそも珍しいです。

植物からとれるタンニンを使った鞣しですので、経年変化も楽しめることでしょう。

合皮は3年もすればボロボロになりますが、本革製なのできちんとメンテナンスをすることで長く使用できると思います。


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ミニ財布のサイズ

ミニ財布というだけあって小型です。

縦8.5cm、横9.5cm、厚み3cm、重さも75gと小型で軽量です。

手のひらサイズなので、まさにミニ財布です。

必要最低限。物に溢れた現代に疑問を持ったSDGsではないですが、ミニマムなものが良いという方にはうってつけと思います。


ミニ財布の収納について

ミニ財布だと小銭の収納が無いタイプもありますが、小銭も収納できるタイプとなります。


カードは6枚収納できる様に工夫されており、カードを立てて収納されるようになっています。

ミニ財布は3つ折り構造なので、お札はカードの収納部分に挟まれるように収納するので、よく考えられた構造となっています。

小銭の収納部分同様、お札、カードホルダー部もスナップボタンで留めるので気が付いたらバラバラになっていることもなさそうです。


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3色から選べる

色はレッド、ブラウン、ブラックの3色から選ぶことができます。

よく売れているようで、執筆時はレッドとブラックが売り切れており再入荷待ちとなっていました。


使用されている裏地は甲州織

お札が収まる部分と小銭入れで使用されている裏地は甲州織が使用されています。


甲州織とは、山梨県で製造された生地で京都の西陣織と並ぶ伝統的な生地です。

甲州織は傘の素材としても使用されるくらい丈夫な生地で、絹糸でつくられています。

そのため、独特の光沢、上品な色や模様が裏地として使用されています。


まとめ

普段から多くの小銭を持ち歩く方にとってミニ財布は小さい過ぎると思います。

ですが、小銭は小銭入れを持てば良いだけなので、この際馬鉄型の小銭入れを手に入れるというのも良いかと思います。

馬鉄型の小銭入れというのはおしゃれ感があると思います。

馬鉄型の小銭入れはなにより職人の腕が試される小物でもあるので、知っている方の目に留まれば「こいつやるな」となります。

カードは6枚も収納できればほとんどの方は十分かと思います。

私も昔は財布の中身を断捨離していました。

身分証明は必要ですが、クレジットカードなんて何枚も持っていてもしょうがないものです。

小銭も使用しないとどんどん貯まっていってしまいます。

個人的な考えですが、ミニマムな生活はより良い生活をしようと思った時、最も適した方法と感じます。

本当に必要なものは後で追加すれば良いだけです。

服や電化製品の断捨離に目が行きがちですが、財布の中身も断捨離するというのもいいと思います。


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