角落としとは
革の角を切り落とす道具で「エンドポンチ」「端落とし」「角落とし」など呼ばれています。
明確な違いはないようなので、「角を綺麗に切る道具」と思ってもらえばいいです。
また、形状の名称も何が正しいのかよく判りませんので、切れる形状から半円型、半月型、V字型として説明します。
また、画像の一番右のパンチカッターというタイプもあります。
形状の違い
それぞれ形が違いますので使いどころも変わってきます。
ベルトの端を処理するのに使用することが多い印象です。
ほとんど使用していませんが、あると便利なものから全く使わないものまであるので、参考になればと思います。
パンチカッター以外は刃が付いているように見えても刃が付いていないこともあるので手入れが必要な場合があります。
私はグラインダーで削って切れるようにしています。
よく使用する道具だけはきちんと磨いています。
半円型
丸い形状を半分にしただけの道具です。
ベルトの両端を丸く落とすのに便利です。
また半円なので大きい穴を開けるときにも使用できます。
半月型
どれも似たカーブで作られた道具で、ベルトの両端を整えるときに使用できます。
V字型
90°以下の角度が付けられた道具です。
この道具もベルトの両端を整えるときに使用できます。
パンチカッター
鋭い刃がきちんとついた道具です。
革の直角部分を丸くしたいときに使用します。
使用感
たまに使おうと努力はしていますが、正直どれもあまり使っていません。
それぞれ刃を付けて革を切れるようにはしていますが、今のところベルトの両端を綺麗に整えること以外の用途を思いつきません。
あまり使わない中でも唯一半月型の小さいサイズはたまに使用する程度です。
これらを使用するより革包丁を上手に使えるように練習したほうが早いかなと思います。
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