
はじめに
レーシングポニーは持っておきたい道具ですが、無くてもいい道具です。
私も持っていますが使用したのは革を持つ手縫いに慣れてきた頃まででした。
ある程度慣れると革を手に持った方が早くなり、だんだんと使用しなくなりました。
レザークラフトでは革を手縫いしているときに指はいろいろな動きをしています。
針を穴に通し、糸を引っ張り、キュッと糸を引き締めてまた針を通す。
手縫いに慣れない間は重宝するかと思います。
レーシングポニーとは
レーシングポニーとは、手縫いをするときに革を保持する道具です。
革をレーシングポニーに挟んで固定することで楽に手縫いができるようになります。
そのため、 慣れないうちは手縫いの速度を上げることができます。
人によるかもしれませんが、手縫いに慣れてくると手に持った方が早い場合もあります。
条件付きですが、他にも糸の撚りを調節しやすいというのもあります。
糸の撚りが戻ってしまう時はレーシングポニー使用したほうが良い道具です。
レーシングポニーの使い方

画像のタイプのレーシングポニーの場合は赤いレバーを下げると革が固定され、上げると革の固定が解除されます。
レーシングポニーは革の厚みによって革を押さえる力を調整できます。
赤いレバーの反対側についているボルトを調整することで挟み具合も調整できます。
厚い革も適度に固定でき、ネジを締めると薄い革でも保持することができます。

レーシングポニーを購入した時は革を挟む部分は木なので、そのまま使用すると革を傷つけるかもしれません。
傷対策としてレーシングポニーで革を挟む部分に端材の革を貼り付けて使用するのが良いと思います。
貼り付け方は剥がれなければいいので、木工用ボンドなどでつけます。
レーシングポニーにもいくつか種類があります。
私はレーシングポニーの板部分をお尻に引いて固定するタイプを購入しました。
他にも幅が広く、長い距離を手縫いするときに使えそうなタイプ。
机に置くような卓上タイプなどあります。
革の固定方法もいろいろありますので、お好みに合わせるのが良いと思います
糸の縒り具合を調整しやすい
糸には右撚り、左撚りがあって、ほとんどの糸は左撚りだそうです。
左撚りは手縫いをするときに緩んでいきますが、右撚りは逆に締まっていくそうですので、左撚りの糸を使っている場合の話です。
革を手に持って手縫いをしていると針を頻繁に手から離して引き締めたり針を刺したりします。
そうした縫い方をしているとどうなるか?
撚りが戻りにくいビニモ MBTや蝋引きされた糸でしたらまだいいかもしれませんが、せっかく撚られた糸が戻ってしまいます。
5cm程度ならまだいいかもしれませんが、10cm、15cmと手縫いをしていくと縫い始めと縫い終わりでは糸の縒り具合が変ってしまいます。
針を捩じって縒りを強めることもしやすいのでレーシングポニーは使用することをお勧めしますが、レーシングポニーを使わなくても革を手に持って糸を捩じりながら縫う事もできます。
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